韓国漫画(備忘録)

最近ウェブトゥーン界隈で韓国漫画が多く出回ってますね。今日は韓国漫画の表現について気づいたことをふわっとまとめておこうと思います。そんなに読み込んでるわけじゃないので、あくまでふわっとです。

まずは絵柄について。
韓国漫画の絵柄は結構特徴的だなと感じます。全体的につり目、三白眼のキャラクターが多い印象で、線も太めであまり描き込まずシルエットで魅せるタイプの絵柄が多い気がします。着色することを意識して、アニメ風のシンプルな絵柄が多いのかなと感じます。あと、絵であっても、描き手が韓国人だと、やはりキャラクターも韓国人の顔に見えるんですよね。実際の人物で比べた時に同じアジア人でも日本人と韓国人の区別がつくのは分かりますが、絵になっても分かるのが本当に不思議。面白いなと思います。

内容について。
ジャンルは様々ありそうです。たくさん読んでる訳じゃないので詳しくはわからないですが、ドラマからファンタジーや歴史ものまで、様々。特徴的だなと思ったのは、人が人を虐げる描写。国籍に関係なく、良くある描写だと思うんですが、力関係に財力が関係していることが多いように感じます。いじめられてる子は貧乏で、いじめている子は財閥とか官僚の娘、みたいな。日本だとどうでしょうね…いじめている子は何か家庭の問題を抱える子で、いじめられる子は大人しくてあまり自分を主張しない子みたいな？韓国ほどパターン化はされてないかな？…財力は関係ないことの方が多いかと思います。
韓国では、財力＝権力みたいなのが、今もある社会みたいなので、そういう表現がちらほら見られるのは、社会的背景にそういうものがあるからなんでしょうかね。

少し前に、韓国で花より団子の韓国版ドラマが大ヒットしたことがありましたが、あれも、貧乏な女の子と財閥の御曹司の話なので、そういう社会背景ならば、韓国であんなに受け入れられたのも頷けます。

あとはそうだな…日本ほどねちっこく感情の機微を描かないイメージはあります。さらさらさらっとした感じ。こんなもんでしょうか。何か思い出したら追記するかもです。